天使のはしご 3月町だより

"March comes in like a lion and goes out like a lamb."

箱庭療法とアートセラピーを受けた子供と、情けない母親だったわたし

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昨夜はうたた寝をしては怖い夢を見る繰り返しになりました。

 

わたしには4人子供がありますが、そのうちすでに成人した子供と、今まだ小学生の1番下のちびっこが、昨日記事にしたアートセラピー箱庭療法を受けています。

 

1番上の子供が6歳の頃に、当時かかっていた小児科医から小児心理室に院内紹介があり、週に2回ずつセラピーを受けました。

 

主訴は、夜驚症と夜尿症その他でしたが、いま思えば、小児科医の言葉や心理室カウンセラーの対応から、皆さんが機能不全家庭についてよく分かっていてのセラピーだったと感じます。

 

上の子供は、おっとの仕事先の複数の大人たちにうとまれ(「おっとが嫌いだから子供も嫌い」と直接言われました)取り囲まれて言葉や態度で意地悪されたりすることが複数回、半年くらい…ありました。

 

その時に、2番目3番目の子供を連れたわたしは、その様子を見ていたのに、怖くて立ちすくんでしまい、がたがたぶるぶる震えるだけで、1番上の子供の手をつかんで家に逃げ帰るのが精一杯でした。

 

複数の大人たちがおっとへのストレスを子供で発散しているのは分かっていたのに、わたしに対しても同じように態度や言葉でのいじめを繰り返されていたので、その攻撃がもっと激しくなるのも怖くて。

 

家では、その複数の大人と盛大にやり合ってイライラしているおっとが、1番上の子供がきちんとしていないと怒る…わたしはうろたえるばかり。

 

1番上の子供はおとなしい子供でしたが、夜中に「ぎゃー」という泣き声と叫び声で何回も飛び起き、排泄のコントロールがきかなくなりました。

 

なんで漏らすんだ、きちんとしろ、という大きな声、夜中に訳が分からずに泣きわめく子供、深夜にお風呂場で子供をきれいにして、布団を替えて寝かせるけれど、下の子供たちも起き出してしまいます。

 

夜驚症と夜尿症は脱糞症もあわさり、毎晩起きるようになり、それがひと月以上続き、おっとが子供に手をあげた頃、子供の未熟児追跡検診があり、信頼していた小児科医に、相談しました。

 

小児科医は、診察室で顔色を変えてわたしを怒鳴り

「お前、子供守れよ、なんだよ、キリスト教って愛の宗教じゃないのかよ」と怒り

 

子供に

「じゃんじゃんもらせよ、良かったな、おしっこなんか我慢するなよ」と言い

 

わたしに

「今日から、漏らしたら

あー、良かった、気持ちよくなったね、と言ってにこにこすること」と言い

さらに、小児心理室を紹介してくれました。

 

その晩から

夜中に子供が叫び漏らして起き出したら、

 

わあ、気持ちよくなったね、良かったね、と言い、お風呂に入れて寝かすように。

おっとはこの方法は反対していましたが、とにかく続けて

 

子供の夜尿症と脱糞症は、ちょうど1週間で止まりました。

 

それから毎週2回の小児心理室のカウンセリングでは、子供は、箱庭療法と、アートセラピーを受けていて、毎回を楽しみにするようになりました。

同じ時間、わたしは別室でカウンセラーと話をしていましたが、思えばあれは、母親へのカウンセリングでした。

 

小児科医に夜尿症が止まったことを方向すると

「いいぞ、もっとやれ、漏らしたって全然平気。あー気持ちよかった、ってママに言ってやれ」と子供に話していて、子供はまだ夜驚症は少し続いていたと思いますが、わあい、と小児科医と話していたように思います。

 

半年の小児心理室でのセラピーで、1番上の子供は夜驚症も治まり、落ち着いて夜眠るようになりました。

 

いま、1番下の子供がアートセラピー箱庭療法を受けている理由も夜驚症です。

 

わたしと気持ちが連動するのか、わたしが怖い夢を見てうなされている時は、ちびっこも怖がってばたばた暴れていたり、叫んだりします。

 

昨日、4人の子供のうち2人がセラピーを受けていることを気づかされてはじめて、その重大性にからだが震えてしまいました。

 

おっとに怒られ、おっとの仕事先の複数の大人に怒られ意地悪され、家では子育てが下手だと責められ、感情を失ったわたしは、泣き叫ぶ子供を守ることができなくなり、夜驚症に追い込んだのだと思います…。

今も思い出すのは、父親や複数の大人に囲まれ、ごめんなさいと泣く子供と、がたがた震えている自分…。母親なら子供を守れよと診察室で怒鳴った医師の顔…。どうしたらいいのかもうわからないですと、震えながら答えた情けない母親だった自分…。

 

箱庭療法の可愛い動物や道具、アートセラピーで描いた絵を見せてくれる子供のにこにこした顔…

夜中の絶叫、おっとに叩かれて壁に飛んでいった子供、黙り込んで布団を直すわたし。

 

それから数年後、1番上の子供に、当時のことを謝りました。

 

「ママはいつもぼくを見たら悲しそうな顔をする、それが1番悲しい」そう言われて、反省どころか、地獄に突き落とされた気持ちになりました。悪かった、ごめんなさい、赦してくださいと1番上の子供に言いました。

 

あの時の私たちを助けてくれた小児科医や小児心理室のカウンセラーたち。

また、今、ちびっこを助けてくれるカウンセリング室。備えられた助け。

 

思い出した情景は地獄の様相でしたが、息苦しい怖い夢を見ても、子供が回復していく途中にあること、助けがあること、わたしが少しずつ思い出すこと、ゆっくり歩く毎日です。

 

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