天使のはしご 3月町だより

"March comes in like a lion and goes out like a lamb."

近隣の通報で児相を呼ばれた事があります、そして思うこと。

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千葉県での小学校4年女児虐待死のニュースで、児相や小学校の介入について、不満がたくさん上がっています。わたしも今回のケース、また今までに亡くなったたくさんの子供虐待死について、児相や学校など、また近隣の介入がもっとあれば、と思うひとりです。

 

ただ、生半可な介入はむしろ事態を悪化させてしまう危険性をはらんでいます。

 

実はわたしが大阪市に住んでいた当時、近隣の方の通報で児相に連絡され、担当係官が自宅に来た事があります。

 

当時は、寮生活を送っていたのは長男次男で、長女は近くの公立小学校、ちびっこも近くの市立幼稚園に通っていました。

 

長男次男は長期休みに入ると帰省してきましたが、せまい牧師館で、強迫神経症の激しい姑と思春期の長男次男、さらに気性が荒く機嫌がアップダウンする元夫は、大げんかによくなりました。元夫の、長男に対する激しいdisりは、聞いていて気分が悪くなるもので、父親を真似して兄をこき下ろすことを覚えてしまった次男も交えて、激しい罵り合いが続きました。物が飛ぶこともありました。

 

当時、介護の勉強、実習を始めていたわたしが疲れて帰宅すれば、激しい言い争い、姑の激しい攻撃、元からは自室で一日中YouTubeを観た後に長男次男を罵っている…当時、気持ちが休まることは無かったと思います。(少し記憶が不鮮明です)

 

そんな中で、罵り合いが始まるとわたしは早く収拾をつけようと、やめてやめて、なにいうてんねん、そんなん言うなら出て行きや、と、長男次男に言う事がずいぶんありました。 

 

わたしは、あとあとまた、元夫の部屋で延々と説教され、非難され、お前の育て方が悪いんや、なにしてんねん、と言われるのが怖かったのです。

 

当時、元夫が機嫌をそこねて、わたしを正座させて、1時間以上説教し、それを子供4人を立たせて見せた事などもありました。

また、わたしがお金の事で延々と説教され、泣いて謝り、子供4人がずっと見ていた事もありました。

 

元夫の機嫌は、本当に数分でたちまち変化して、怒り始めたら手がつけられず、数日は帰宅しなかったり食事には手をつけず、無視され、会話はなく、しかし教会の方からの用事は次々と電話などで増えて、なのに無視されるために伝えられず、教会の方にもわたしが叱られ、姑からはわたしが悪いから息子はご飯も食べられずかわいそうだ、あんたがきちんとしないからだと、1日に何回も後ろをついてまわって言われ、気持ちを感じることをやめてしまっていました。

 

いま、こうして少しずつ思い出しています。

 

だから、子供たちがけんかしたり騒ぐと、元夫にまた怒られると、わたしは半狂乱になりました。長男次男を怒鳴る元夫、怒鳴りあう長男次男、やめてやめてと叫ぶわたし、泣く長女ちびっこ、出てきてあれこれ元夫の味方をする姑…どの夜の叫び声がきっかけなのかはわかりませんが、とにかく近隣の方からの児相への通報があり、ある平日の昼間に、彼らは教会を訪ねてきて、YouTubeを見ている元夫に会ったのです…

 

夕方、介護の勉強、実習から帰宅したわたしは、怒り狂った元夫に自室に呼ばれ、またかなりの時間、説教されました。

 

お前のせいで大恥をかいた、いい加減にしろ、というような内容であったかと思います。

 

わたしはその時、いたたまれず手足が震えた記憶と、大変な事になった、このままではまた悪評で転勤になるかもしれない、…絶対に、いろいろな家庭内の事態がばれてはいけない…と、ひた隠しにすることを考えていました。

 

近隣からの児相への通報は、わたしにとって、生活の根幹を揺るがす大事件でした。

本当はすでにさまざまな事で家庭生活は破綻していたのに、自分が元夫から怒鳴られたくないという保身のために、さらに事態をひた隠しにして悪化させる道を選びました。

 

もし、児相が、わたしに直接連絡をくれたら…?わかりません。やはり、ひた隠しにしたかもしれません。

 

当時、家庭内で長男次男の殴り合いがあり、110番に連絡したこともありましたが、それは元夫には、たまたま110番に電話するよと言っていたら手がすべった、と嘘をつきました。もちろんまた激しく怒鳴られましたが…。わたしはもう、何十年も、元夫に怒鳴られないために、大小の嘘をつくのが当たり前になっていて、本当の事がなにかもわからなくなっていましたから。

 

児相への通報、小学校や幼稚園保育所、また近隣との連携…大切だと感じます。ただ、わたしが実体験として感じるのは、それだけだとかえって家庭内に事態を押し込め、秘密にしようという考えを持つ人間がいるということです。

 

破綻したDV家庭へのサポートは、一筋縄ではいかないと思います。また保身に囚われているわたしのような弱い母親は、さらに事態を隠すために子供にも黙るように強制する場合があり、事態は悪化してしまうと感じます。

 

ではどのようにサポートしたら良いのか…正直わたしもわかりません。行政だけではダメだし、近隣だけでもダメだし、でもはっきりしているのは、そのままではもっとダメで、子供たちはひどい状況に置かれたままです。

 

たぶんもっと包括的な方法を考えていくべきなのだと思います。

 

今日は、ちびっこの2週に1度の大学心理療法センターカウンセリングの日でした。

今でこそ、こんなましな話を生意気にしているわたしですが、わたしこそ、私利私欲に囚われて子供を黙らせたバカな母親です。

たくさんの方々に支援していただいて、ちびっこの回復があります。感謝申し上げます。子供たちには、バカで無知な母を許して欲しいということもおこがましいですか…良い人生を歩んで欲しいと、いま本気で思っています。

 

今日、いまこの瞬間にも、家庭内で虐待されている母や子供たちに、救いの手が差し伸べられるように祈ります。

 

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