天使のはしご 3月町だより

"March comes in like a lion and goes out like a lamb."

持って出た3冊の本

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用事があり写真撮りました。

 

家を出る時に持ってきた本。

 

付箋だらけの「荒野の泉」

シミがついた「もしかすると、この時のため」

1番大切にしてきた遠藤周作「聖書のなかの女性たち」

 

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帯がキレた為、帯の言葉を書き写してある…「もしかすると、この時のため-際に立つエステルとその勇気」

 

「わたしはすでに世に勝った」

紀元前5世紀、異教の地で存亡の危機にさらされるユダヤ人。しかしその背後では歴史を支配する神が御技を進めておられたー。

エステル記から、見えざる神の眼差しを読む講解説教。」


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問題はこちら。「聖書のなかの女性たち」

同じページを開けたままにした挙げ句に、シミをつけました。「1人の娼婦の話」と「病める女」が好きです。

 

「『御足、次第に涙にて濡れ』ルカ聖福音書第7章36節」…1人の娼婦の話

 

「ぼくはこの本のはじめに1人の娼婦のことを書きました。キリストのそばに近寄り、その頰を伝う泪で『次第に御足をぬらした』あの娼婦を思い出して下さい。キリストは自分の足を次第に濡らしていく、彼女の泪を通して不幸なこの女の過半生をすべて理解したのです。

そして今日、全く同じように彼は群衆の中から、そっと自分の衣に触れる弱々しい指を感じた。その指を通してキリストは12年も長血を患った女の哀しみをすべて知ったのです。

聖書の描写はこのように実に簡潔でしかもみごとです。足を次第にぬらしていく泪、衣にそっとふれた指先ーーほかのものはもういらない。それだけでぼくたちは彼女たちの人生を知ることができるではありませんか。ぼくたちは現実の生活でも本当に辛い時は大声をだして泣くことはない。本当に辛い時、泪はしずかに頬を伝わっていくものです。」…病める女

 

ふと思い出してみたら、

この3冊の本は、前のブログに繰り返し登場していました。そうでした…。

 

わたしがおととし、宮崎のイオンモールで聞いた声

「おまえは何が欲しいのか」

に、その場で

「御足の元に座ること」

と、答えたのは、やはり泪を受けていただきたかったからかもしれません。

 

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